操り人形雑記
ジャンプ萌えとかアニメ萌えとかネタバレとか妄想とか日常とか。
2006
August 22
August 22
高校野球の話です。
ちょっと無駄にミーハーでマニアックです(馬鹿)。
あ、更新は24日にする予定。拍手文を後二つ書かなくては。
体調なんて、試合見てたら吹っ飛びました(どうなのそれ)。まあ多分平気です(苦笑)。
――――――
先ずは両校ともお疲れ様でした。素晴らしい二日間でした。野球大好き水川にとっては至福でした。
最初にお断りしますが水川は早実派です。斎藤投手の投球を一目見てメロッたんです(※斎藤投手のお顔ではなく球ですよ、あくまで)。
あの鋭く切れるスライダー。力のあるストレート。ここぞと言うときの、大きく落ちるフォーク。何より、練習でじっくりと作りこまれたスタミナ。
延長15回の140㎞台のストレートは勿論ですが、変化球のキレが素晴らしいですよね。と、いうか。
その斎藤投手の投球内容を組み立て、「絶対に後逸しない」と言って彼の球を受け続けた白川捕手、彼もあまり取り立てられてはいませんが大会屈指のプレイヤーですよね。彼がいなければ、所詮高校生の持ち球3種のピッチャーがここまで活躍することはなかったでしょうから。内、外、高め、低めと相手バッター一人ひとりに合わせて組み上げていく、とんでもない頭脳の持ち主です。事実、駒苫の4番スラッガーの本間君は、斎藤‐白川バッテリーをとうとう攻略できなかったのです。
守備陣の素晴らしさもありましたね。ほとんどノーエラー、何よりどの選手も皆強肩で。優勝旗を受け取ったキャプテン:ショートの後藤君(彼だけではありませんが、彼は目立つところでボールを取っていたので)の好守は、斎藤君の失点を防ぐ上でとても大きかったと思います。
攻撃の面では、ここ一番での連打、これが決勝では鍵だったと思います。
結局斎藤投手は、ホームラン以外での失点はしていないのです。どころか、今日は3塁に進ませてもいない。最高で147㎞のストレートは、ピンチのときには速く、そうでない場面では130㎞台以下という使い分けがなされていて、これが肩を保てた一つの理由かとも思ったりしました。
苫小牧は9人全員がスラッガーのような打撃力の強いチームでした。少しでも的を絞らせていたら、ひっくり返された試合だったに違いありません。斎藤投手と同じようにマウンドを守った田中投手も、打撃でも信用のおける名選手。だからこそ、この選手が最後の打席、と言うことが、よりドラマチックで息を飲みました。
苫小牧の田中投手、彼は表情が出やすい投手でした。対して斎藤投手はランナーを背負ってもポーカーフェイス。非常に私的な見解ですが、ピッチャーは笑ったり悔しがったり落ち込んだり、を見せないほうがいいと思うのです。この二人を対比したから言うのではなく。
これは何処で読んだんだかさっぱり思い出せないのですが、早実OBの王監督が、かつての自分の体験から、こうおっしゃっていたのです。
「選手は、グラウンドで感情を顕にしないほうが良い。」
早実の選手は皆これに則っているのかなーとか思ってました、試合中。ホームランを打たれた後でもスパッと切り替えてアウトを取り、その裏で取り返す、と言う展開に持ち込めたのも、表情を変えないことが作用する部分も結構大きいような気がします。
田中投手を貶すわけではありません。彼が気迫をこめて一球一球投げる背中は、7人の野手に勇気を与えたことは確実です。けれど、それは逆に言えば、ピッチャーは不安な顔をしてはいけないと言うこと。それはとても辛いことだと思います。励ましあうことはとても重要ですが、淡々と、確実にストライクを取る背中、と言うのも、勇気付けてくれるんじゃないでしょうか。
――――――
長々失礼致しました;;; 結局はもっと白川君を取り上げてくれたっていいじゃない! と、只それだけな気もする(滝汗)。白川あっての斎藤、斎藤あっての白川、ですから。
早実、初優勝おめでとう。駒苫、いい試合をありがとう。
野球ファンの片隅の女は感動しました。全国のファンも感動したことでしょう。
2年生、1年生達の次を期待しています。
受験生、何してるんでしょうかねえ……(遠い目)。昨日今日の試合中は手元に置いたチャートがほぼ手付かずでしたよ……。
※最後に、これは一個人の勝手極まりない見解である事を付記させていただきます。苦情はなしでお願いします。私は早実ファンだし観戦好きなだけの運動オンチなんで。
ちょっと無駄にミーハーでマニアックです(馬鹿)。
あ、更新は24日にする予定。拍手文を後二つ書かなくては。
体調なんて、試合見てたら吹っ飛びました(どうなのそれ)。まあ多分平気です(苦笑)。
――――――
先ずは両校ともお疲れ様でした。素晴らしい二日間でした。野球大好き水川にとっては至福でした。
最初にお断りしますが水川は早実派です。斎藤投手の投球を一目見てメロッたんです(※斎藤投手のお顔ではなく球ですよ、あくまで)。
あの鋭く切れるスライダー。力のあるストレート。ここぞと言うときの、大きく落ちるフォーク。何より、練習でじっくりと作りこまれたスタミナ。
延長15回の140㎞台のストレートは勿論ですが、変化球のキレが素晴らしいですよね。と、いうか。
その斎藤投手の投球内容を組み立て、「絶対に後逸しない」と言って彼の球を受け続けた白川捕手、彼もあまり取り立てられてはいませんが大会屈指のプレイヤーですよね。彼がいなければ、所詮高校生の持ち球3種のピッチャーがここまで活躍することはなかったでしょうから。内、外、高め、低めと相手バッター一人ひとりに合わせて組み上げていく、とんでもない頭脳の持ち主です。事実、駒苫の4番スラッガーの本間君は、斎藤‐白川バッテリーをとうとう攻略できなかったのです。
守備陣の素晴らしさもありましたね。ほとんどノーエラー、何よりどの選手も皆強肩で。優勝旗を受け取ったキャプテン:ショートの後藤君(彼だけではありませんが、彼は目立つところでボールを取っていたので)の好守は、斎藤君の失点を防ぐ上でとても大きかったと思います。
攻撃の面では、ここ一番での連打、これが決勝では鍵だったと思います。
結局斎藤投手は、ホームラン以外での失点はしていないのです。どころか、今日は3塁に進ませてもいない。最高で147㎞のストレートは、ピンチのときには速く、そうでない場面では130㎞台以下という使い分けがなされていて、これが肩を保てた一つの理由かとも思ったりしました。
苫小牧は9人全員がスラッガーのような打撃力の強いチームでした。少しでも的を絞らせていたら、ひっくり返された試合だったに違いありません。斎藤投手と同じようにマウンドを守った田中投手も、打撃でも信用のおける名選手。だからこそ、この選手が最後の打席、と言うことが、よりドラマチックで息を飲みました。
苫小牧の田中投手、彼は表情が出やすい投手でした。対して斎藤投手はランナーを背負ってもポーカーフェイス。非常に私的な見解ですが、ピッチャーは笑ったり悔しがったり落ち込んだり、を見せないほうがいいと思うのです。この二人を対比したから言うのではなく。
これは何処で読んだんだかさっぱり思い出せないのですが、早実OBの王監督が、かつての自分の体験から、こうおっしゃっていたのです。
「選手は、グラウンドで感情を顕にしないほうが良い。」
早実の選手は皆これに則っているのかなーとか思ってました、試合中。ホームランを打たれた後でもスパッと切り替えてアウトを取り、その裏で取り返す、と言う展開に持ち込めたのも、表情を変えないことが作用する部分も結構大きいような気がします。
田中投手を貶すわけではありません。彼が気迫をこめて一球一球投げる背中は、7人の野手に勇気を与えたことは確実です。けれど、それは逆に言えば、ピッチャーは不安な顔をしてはいけないと言うこと。それはとても辛いことだと思います。励ましあうことはとても重要ですが、淡々と、確実にストライクを取る背中、と言うのも、勇気付けてくれるんじゃないでしょうか。
――――――
長々失礼致しました;;; 結局はもっと白川君を取り上げてくれたっていいじゃない! と、只それだけな気もする(滝汗)。白川あっての斎藤、斎藤あっての白川、ですから。
早実、初優勝おめでとう。駒苫、いい試合をありがとう。
野球ファンの片隅の女は感動しました。全国のファンも感動したことでしょう。
2年生、1年生達の次を期待しています。
受験生、何してるんでしょうかねえ……(遠い目)。昨日今日の試合中は手元に置いたチャートがほぼ手付かずでしたよ……。
※最後に、これは一個人の勝手極まりない見解である事を付記させていただきます。苦情はなしでお願いします。私は早実ファンだし観戦好きなだけの運動オンチなんで。
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